桶川市;手話言語条例 2016年12月14日、埼玉県桶川市議会は、12月定例会に議員提案(提案者は、新風会クラブ21の2人)されていた桶川市手話言語条例(案)を全会一致で可決した。 埼玉県内での手話言語条例の制定は、2016年4月1日施行の埼玉県手話言語条例のほか、朝霞市日本手話言語条例、三芳町手話言語条例、富士見市手話言語条例、三郷市こころつながる手話言語条例についで、桶川市が埼玉県内市町で5番目。全国で、59番目。 施行日は、2016年12月15日(公布・同日施行)。 条例は、手話が言語であるとの認識に基づき、手話への理解や普及に関する基本理念を規定。 市は市民の手話に対する理解を深め、手話の使いやすい環境を整備するための施策を進め、施策の方針策定などにあたっては関係者や市民の意見を尊重するように努めるとしている。 また、市民や市内の事業者に対し、市の手話施策に協力するよう努めることを求めている。 その昔、江戸から10里、近隣からの農産物の集散地という地の利を得て、人々が自然に集まってくるため、江戸時代の五街道の一つ中山道の宿場町(桶川宿)として栄えた桶川は、1955年に桶川町・加納村・川田谷村の合併が行われ、1970年市に昇格した。 2010年11月3日には、市制施行40周年を記念し、公式マスコットキャラクター『オケちゃん』の使用を開始した。 街道沿は、蔵作りの建物など宿場町の面影を残している。 人口は、75,275人(男37,409女37,866)、31,484世帯(2016年12月1日現在)。 聴覚・平衡機能障害者は121人(障害者手帳交付数)。
なお、2017年度から、正規職員として手話通訳者を採用する。
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