「段また 段を成して」

 

全日本ろうあ連盟創立70周年記念ドキュメンタリー映画 予告編

 

1947年5月25日に、全国の約200人の聴覚障害者が群馬県渋川市の伊香保温泉・木暮旅館(現・ホテル木暮に集まり、手話の普及などを目的とした全日本聾唖(ろうあ)連盟(現・全日本ろうあ連盟)を発足した。終戦後で東京は荒廃し、旅館があって全国から集まりやすい伊香保温泉が選ばれたという。

 

以来連盟は、先人たちは差別や偏見と闘い、運転免許獲得運動、手話通訳制度化運動、差別法令撤廃運動など、石段を一段ずつ登るように運動を重ね、ろう者の人権を獲得してきた。

 

映画はこの運動の歴史を紹介するとともに、運動の基盤である「仲間・組織」の大切さを訴える内容になっており、若いろう者も、手話関係者も、他の関係者も、皆さんがぜひ観てほしい!!

 

 完成は、2016年9月末。全国上映は、2016年10月〜2017年5月。

 

 なお2016年6月11日には、伊香保で創立70周年の記念碑の除幕式があり、参加した関係者が「聴覚障害者の自立や社会福祉発展を誓う」と思いを新たにした。

 

 

 

 

 

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