月曜昼の部学習会(2014年7月7日) |
私の職業はなんでしょう?身振りで伝えよう! |
今日は七夕。五節句の一。7月7日の行事。 この夜、天の川の両側にある牽牛(けんぎゅう)星・織女(しゅくじょ)星が、年に一度会うといい、この星に女性が技芸(ぎげい)の上達を祈ればかなえられるといって、奈良時代から貴族社会では星祭りをしました。これは中国伝来の乞巧奠(きっこうでん)です。天の川の東に機(はた)を織る織女の孤独を天帝(てんてい=古代中国の思想で、天地・万物を支配する神)があわれみ、西側の牽牛(けんぎゅう)にとつがせたが、機織を怠るので1年に一度(旧暦7月7日)だけ逢瀬(おうせ)を許したとも。 2人が結婚する際借金したが返済しなかったため天帝が引き離したという現実的な説(中国の書「太平御覧〈たいへいぎょらん〉」)もあります。 一方日本固有の習俗では、七日盆(盆初め)に当たり、水浴などの禊(みそぎ)をし、この両者が合体した行事になっています。
今日の明け方は、すごい雷と激しい雨でした。その中でも、たくさんの人が参加してくれました。 さて本日の勉強の最初は、間違えやすい手話表現『会社・遊び』でした。 その後、私の職業はなんでしょう? をゲーム方式でやりました。 ゲームは、 @ まず職業が書いてあるカードを健聴者が引きます。カードには、職業がイラストとともに書かれています。
A カードを引いた人は、手話や声をつかわず、身振りだけでその職業を表現します。 B それを見て職業がわかった人は手を挙げて、手話でその職業を表現します。 かつて、NHKで放映された人気番組のゼスチャーです(1953年2月20日から1968年3月25日まで放送されたテレビクイズ番組の草分けとして有名)。といっても、若い人は(中年の人も?)見たことはないでしょうが。 手話を使わず表現するのは本当に難しい。その職業になりきって表情や仕草で表現します。大工・薬剤師・銀行員・土木工事員・キャビンアテンダントなどなど、色々みんな必死でした(笑) C 次、にろう(聾)者の登場です。ろう者の身振り(ゼスチャー)表現は、素晴らしく、すごく上手で特徴をとらえていて、健聴者はとてもいい勉強に。今度これをやるときの参考になりました。 学習担当者さんの周到な準備と軽妙な進行で、会場は笑いの渦。健聴者とろう者が一体となった楽しい学習会となりました。 学習担当者さん、お疲れさんでした。そしてありがとうございました。
休憩後は連絡事項の伝達があり、その後、いつものようにグループに分かれて、ろう者を中心にした手話の学習会です。健聴者は、ろう者の手話を必死に読み取りました。
なお、7月28日・8月18日・8月25日の学習会の予定は、以下です。
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